こんにちは、薬剤師のまるです。
結婚や出産、夫の退職などを経て、転職を重ねています。
自分はどんな条件で働きたいのか…
今もまよえる薬剤師です💊
気が付けば4回転職し、これまで10社を超える転職会社に登録していました…
これまで利用した転職エージェント
- 薬キャリ→転職1回目
- ファーマキャリア→転職2回目
- ファル・メイト
→転職3回目
(週休3日派遣薬剤師) - JACリクルートメント→転職1.5回目
(企業への転職チャレンジ) - ファルマスタッフ
(転職3回目で週39時間の派遣求人紹介) - アポプラスキャリア
- マイナビ薬剤師
- メディケアキャリア
- メディカルキャリア
- リクナビ薬剤師
この記事では、わたしの転職歴についてまとめました。
転職先選びに迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。
※2024年7月 転職4回目を追記しました!目次から飛べます↓
転職1回目~結婚を機に転職~
転職のきっかけ:結婚を機に引っ越した
希望条件
- 土日祝休み
- 自宅から近い
結果:2社見学、1社面接、1社内定→就職
反省点
給与交渉をしなかったこと。
入職後の給与交渉は、言いづらい&かなり難しいため、希望があるなら転職前にしっかり伝えるといいです!
結婚を機に、新卒で勤めた病院を退職して引っ越し、失業保険の給付を受けていました。
ハローワークの求人も見ていましたが、嫁ぎ先でまだ土地勘もなく、主に転職エージェントの力を借りて情報を集めました。
エージェント経由でいくつか紹介いただいた中から、2社に絞り見学へ…
1社のみ面接をし、無事内定をもらいました。
2年目に管理薬剤師となり、その薬局では8年間勤務しました。
その間、産休・育休を挟んで時短勤務もしたのですが、育児と仕事の両立が難しく、転職活動をした時期もありました。(下へ続く)
転職1.5回目~時短勤務が終わる時(転職せず)~
転職のきっかけ:育児時短勤務が終了した
希望条件
- 6歳まで時短勤務可能もしくは17時台に退勤可能
- 自宅から近い
- 収入は同程度か少しDOWN
結果:秋→紹介可能な会社0、年明け→2社紹介。製薬企業は書類落ち、医薬品卸は内定(辞退)
良かったこと
条件に合う求人がなかったが諦めずに転職情報を集めた
→複数のエージェントに登録、転職先の視野が広がった。
→現時点で自分にとって一番良いのは現職だと知れた。
職務経歴書を作成し、これまでの仕事の棚卸ができた。
時短勤務が終わり、フルタイム勤務に戻ったときに、転職活動を再開しました。
当時の会社が子が3歳になると時短勤務が終了する社内ルールだったため、育児とフルタイム勤務の両立がきつかったからです。
いくつかの転職エージェントに相談したものの、時短勤務社員での転職先はほとんどなく、秋の時点では希望に合う求人はありませんでした。
それでも、現状に不満を持ったままモヤモヤしていたよりも、現状では今の職場が一番だと知ることができたので、情報収集をしてみて良かったと感じました。
しかし、年明けに転職エージェントから製薬会社の品質管理と、医薬品卸会社の管理薬剤師の求人が出たと連絡をいただきました。
複数のエージェントに登録していたおかげで、数少ない企業薬剤師の求人が出た時に連絡をもらえました!
製薬会社や医薬品卸会社の応募には、履歴書と職務経歴書が必要でした。
そのため、転職エージェントにアドバイスや添削をしてもらい、職務経歴書を作成しました。
結果、製薬会社は書類選考で落ちてしまいましたが、医薬品卸企業には内定をいただきました。
職務経歴書を作成することで、これまでの自身の仕事の棚卸ができたことがとても良かったです。
異業種の企業に自分を売り込むには、どんな実績や数字を出せばいいのか、考えたこともなかったため、新しい発見でした。
最終的には当時の職で昇給があるとわかり、転職により、
- 時短勤務は可能だが年収がかなり落ちること
- 通勤に時間がかかるため、子どもとの時間があまり増えない
と判断し、内定を辞退しました。
転職2回目~夫が退職したとき~
転職のきっかけ:夫が退職
希望条件
- 管理薬剤師ではなく一般薬剤師
- 年収は管理薬剤師である現在と同等もしくはそれ以上
- 土曜は出来れば休み、出るなら隔週もしくは月半分
- 自宅から車で15分圏内
結果:複数社紹介、2社で見学と面接、2社内定→1社を選び就職
反省点
エージェントの担当者のペースが速く、やりづらいと感じながらもなかなかはっきり伝えなかったこと。
やんわり言って伝わらない場合は早い段階でしっかり伝えた方がいいと学びました。
フルタイム勤務、子のお迎えは夫に頼める=ラストまで勤務可能という状況のため、時短勤務希望の時とは違い、調剤薬局で希望に合う求人がいくつかありました。
夫が退職したため、収入を増やす方法として、副業で稼ぐか本業の年収をあげるかを考えていた時期です。
管理薬剤師のままでは副業が難しいため、
- 管理薬剤師ではなく一般薬剤師
- 年収は管理薬剤師である現在と同等もしくはそれ以上
- 土曜は出来れば休み、出るなら隔週もしくは月半分
- 自宅から車で15分圏内
という我ながらワガママな条件でした。
今回もいくつかの転職エージェントに連絡しており、その条件なら慣れていて人間関係も良好な現職が一番だという担当者もいました。
他のエージェントにいくつかの調剤薬局をご紹介いただき、そのうちの2社を選んで面接をしました。
少ない休みの中での転職活動のため、転職エージェントの担当さんに面接日を調整してもらい、助かりました。
一方、月末だからと面接の翌日に返事を求められたりと、びっくりするほど返事を急かされるというデメリットもありました。
今思えば、求人はとてもよかったのですが、当時の担当さんとはテンポが合わなかったなぁと思います。
やりづらさを感じたら、はっきりと伝える。
それでもだめなら担当者か会社を変える、くらいの気持ちを持つことが、納得のいく転職への近道かもしれません。
転職3回目~時間と経験を増やしたいと思ったとき~
使ったエージェント:ファル・メイト
転職のきっかけ:薬局や管理薬剤師の方針がこれまでと違いすぎて辛かった
希望条件
- 正社員で県内ラウンダーか、派遣やパート
- 学校と同じ土日祝休み
- 通勤は30分圏内(他の条件によっては1時間圏内)
- 管理薬剤師ではなく一般薬剤師
- 平日4日勤務
- 年収○○万円以上
結果:正社員平日4日勤務は求人無し。派遣でも難しい→1社のみ受け入れOK
よかった点
派遣でも平日4日勤務は難しいと言われたあと、あきらめずにもう一社登録したこと。
反省点
派遣の時給・勤務時間で年収を想定したこと。2-3ヶ月の契約が多いため、年間の収入は考えない方が良かったかも。
管理薬剤師をしていた薬局から一般薬剤師としての転職後、会社や店舗によって、こんなにも仕事の方針が違うのかと大きなショックを受けました…
自分は小さな世界で仕事をしていたのだなぁと。
そこで他の薬局を見てみたいという好奇心と、もっと経験を積む必要性を感じました。
そして、今回は自分の価値観と向き合う時間を作り、理想とする生活をじっくり考えて条件を決めました。
小学生になる子供との時間を大切にしたい
→学校と同じ土日祝休み
→平日朝晩も一緒に過ごす時間が欲しいから通勤は30分圏内(他の条件によっては1時間圏内)
自分の時間、副業開拓の時間も欲しい
→平日4日勤務かパート
→管理薬剤師は不可
いろいろな薬局を見たい
→県内ラウンダーか派遣
最低限生活に必要な金額から年収を逆算
→年収○○万円以上
これまでは、年収を今より増やしたいとばかり考えていました…
家計に必要な最低金額を把握することで、年収より優先したい条件を大切にできました!
ただ、ご想像の通り、あてはまる求人はなく…
これまでお世話になった複数のエージェントに聞いても、合うものはありませんでした。
一番のネックとなったのは平日4日勤務。
土日祝休み・平日5日勤務で妥協するか悩んでいたのですが…
諦めきれず、もう一社!と登録した転職エージェントファル・メイト
の担当者が、
「週4日勤務の派遣、できると思いますよ」
と、色々な薬局に交渉してくださいました。
結果、1社承諾してくださった薬局があり、そちらの薬局で働くことに。
初めての派遣勤務についての詳細はこちらの記事をご覧ください。
派遣勤務は、短期で終了する可能性があり、時給はわかるけど年収はわからないもの。
働き始めた時は、3ヶ月後に契約を切られるかも…と不安を感じましたが、切られた時のために求人情報を見ておこう!と考えるようにしました。
また、フリーランス薬剤師として薬局で働くのもいいなと考えて、きょうりょく薬剤師やサポンドの方と連絡を取り、オンラインでお話もしました。
田舎に住んでいるため、既存の案件はなく、利用はしていないのですが、違うルートで副業フリーランスデビューすることができました。
副業フリーランスデビューについて、詳しくはこちらの記事(coming soon)をご覧ください。
転職4回目〜高時給&短時間勤務パートを発見〜
転職のきっかけ:求人サイト(日経DIキャリア)を見ていたら好条件の求人を発見
懸念点
- 自宅から遠い(車で40分〜1時間)
- 社会保険に加入できない(短時間かつ個人経営)
- 個人薬局(ご夫婦のみ+自分)
転職エージェントを挟まない求人だったため、自分で電話をかけたり、メールを送ったりして、情報のすり合わせをしました。
初めての転職ではなかったので、なんとかなりましたが、それでも最初の電話はかなり緊張したのを覚えています。
ある時、派遣先の薬局に新しい薬剤師さんが来られたため、これはさすがに契約終了かな、と焦り始めました。
ファル・メイト
の担当さんや、他のエージェントさんに連絡を取ったり、求人サイトをこまめにチェックしてみたものの、土日祝休み、週4勤務がネックでなかなか条件に合う求人が見つからず…
困ったなぁ、と思っていた時に、高時給のパート求人を見つけました。
エージェントを介さない転職は初めてでしたが、求人サイトだけでは、情報が足りない!!と痛感しました。
サイトの情報を見て自分が不安に感じることを書き出し、その不安は何故なのか、どうしたら解消できるのか、どんな情報が足りないのかを追記していきました。
★社会保険に入れないからどうしよう→2年間はこれまでの社会保険(協会けんぽ)で任意継続が可能。厚生年金がなくなる分は、自分でiDeCoで積み立てよう。失業した時のために、雇用保険には加入したいとお願いしてみよう。
★個人薬局という狭い環境で経営者と合わなかったらどうしよう
→合わなかったら再度転職すればいい。今も同じ状況だからチャレンジする価値はあるはず。
★職場が遠いから渋滞して遅刻したらどうしよう
→遅刻しないために、早めに出ればいい。時給が高いから、通勤時間を多めに取っても今より時間単価が上がる。万一遅刻したら謝るしかない。
書き出すことで、不安が解消し、聞きたいこと、お願いしたいことが明らかになりました。
おまけ:転職ウラ話
実は、派遣をやめてパート勤務に転職する際に、派遣の時給UPの打診がありました。
派遣の契約終了は私の早とちりで、派遣先の薬局は契約更新を希望してくださっていました。
ほんっっとうにありがたい…
本来なら、喜んで契約更新するところでしたが、派遣より高時給のパート求人を見つけてしまったため、情報のすり合わせをする間、更新可否の返事を保留することに。
その間、3300円だった時給を3350円に上げ、週4勤務から週3勤務への変更が可能だという打診がありました。
最終的には、時給3500円までご提示いただきましたが、パート勤務の方が時給が高かったこと、新たな薬局で経験を積みたかったことが理由で更新をお断りすることに。
時給を上げてまで更新を希望したのは薬局なのか、エージェントさんなのかは私にはわからないですが、いざとなったら戻れるかもしれない!という安心に繋がりました。
コメント